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2006/07/21

[Movie] Layer Cake 

レイヤー・ケーキ:公式サイト
Layer Cake (2004) @ IMDB
Review: Layer Cake @ Empire Online
[Movie] Layer Cake @ Ars Ludoum

 「UK発スタイリッシュ・クライム・ムービー」と言えば一応説明は終わるのかな。つまりその手の映画が好きならば文句無くお薦め。Empireのレヴューで星4つ(Excellent)なのも納得。
 タイトルの Layer Cake というのは、犯罪者の世界も階層社会になっていて、下は単なるチンピラから、上は政財界の大物までという有様を示したもの。一番上は美味しそうだが、甘い話ばかりではない。

 主人公のXXXXは成功したロンドンのコカインディーラー。彼の夢は成功している間(&生きている間)に無事引退する事。目下の悩みは、取引している上位の存在の命令で、娘を捜す命令と、2百万ポンド相当のドラッグの取引を纏める事だが。が、そのドラッグはヤバい訳ありの代物で...。
 スタッフは「ロック、ストック、トゥースモーキングバレルズ」のスタッフだし、俳優も一流どころを揃えていると言えよう。ハリウッド的ヒーローなんてどんな新人俳優でも出来る。でもコメディー映画は名脇役をやれる良い俳優を揃えないとね。

 Shadowrun的に考えるならば、主人公は Face というか Mr.Johnson というか。いわゆるマフィアものの「ファミリー」「血の掟」とかそういうのは無し、香港ノワール的な体育会的「漢たちの友情」みたいな要素も無し。ある種トホホ感漂う追い込まれた男達の悪あがきを軽妙に描き出しているといえるかも。
 ネタばらしになるとまずいので書けないが、単なる襲撃&制圧以外でシナリオ課題をクリアする、というのは交渉系PCを遊ぶなら一度はやりたいよなぁ、とか思ったり。

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2006/07/14

[Book][RPG] P.G.Wodehouse, Jeeves, and the Drones 

 知人がP.G.ウッドハウスのジーブスものの普及運動をしているのでそれに関連して。

 P.G.ウッドハウス (1881-1975) というのは、数々のユーモラスな小説で知られる小説家であり、日本ではそれほど知名度は高くありませんが、概ね世界中で有名。ここんとこ日本語版の翻訳が立て続けに起こっているのは著作権が切れて自由に翻訳出来る様になった為と思われます。
 日本語版Wikipediaのエントリ「P・G・ウッドハウス」はあまり出来が良いとは言えません。英語版のP. G. Wodehouseを参照されたし。
 彼の作品は、エドワード朝の英国の浮ついた雰囲気を楽しむ小説と言って良いかと。(ちょっと時代はずれているのだが、ピーター=ラブゼイのミステリの殿下ものシリーズとかが好きならば、Wodehouseはお薦めだ。)

 ウッドハウスの著作でも特に有名なのが、gentleman's personal gentleman (紳士の身の回りの世話をする紳士) である Jeeves の登場するシリーズです。「執事=有能」のイメージはここから生まれたのだろうなぁ。検索サイトの Ask Jeeves (最近名前が変わっちゃったけど) は当然これから命名されていた訳ですが。日本語サイトだと、「執事たちの足音:ジーブス」あたりをお薦め。
 有能な執事と対比させるべく、彼の主人であるウースター家の若君やその友人達やあるいは叔父叔母まで駄目駄目な感じではありますが、愛ある駄目描写というか。一度口にした約束は必ず守らねばならないし、友人や女性が困っているのを放置する事も出来ないし、賭け事とあらば賭けねばならないし、叔母から持ち込まれる縁談はなんとか回避しなくてはならないし、などなど、彼らは彼らなりに苦労しているのだよな、みたいな。

 で、The Dronesという同人RPGがあります。Jeevesの主人であるBertie Woosterの属するクラブ The Drones から取られた名前であり、Jeevesものを遊ぶ為のRPG。まぁゲームシステム自体はどうでも良いような代物ではある(能力値の名前が面白い程度)なんですが、sample scenarioは愉快。

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2006/07/11

[D&D][BR] birthright.net 

New home for birthright.net @ BIRTHRIGHT-L Archives

上記投稿によるとThe Birthright Homepageのサーバがクラックされたらしい。
移転先はまだ見つかってないのだろうなぁ、www.birthright.netでアクセス出来ないところをみると。

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2006/07/08

[ArM] New on the Schedule: City & Guild 

New on the Schedule: City & Guild

 商工業を扱ったサプリらしい。2006/10に予定されている。
 「賢いmagiはmarchant princeになれるし、あまり賢くないmagiはmarchant princeの手先になっているだろう」云々のあたりはいかすと思った。さすがはJohn Nephew。
 この本と、次のHouse本でJerbitonの記述(まぁ単なる芸術家としてしか扱われない可能性もあるが --- mystery cult本は特定のタイプに断定しすぎていてちょっと良くなかった)次第では、なかなか楽しく世俗と交わっていけるようにも思う。
 そういう訳で楽しみなサプリではある。

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[Book] The Shakespeare Stealer Series 

 ゲアリー =ブラックウッド「シェイクスピアを盗め! 」「シェイクスピアを代筆せよ! 」「シェイクスピアの密使 」(白水社)
 The Shakespeare Stealer Series: The Shakespeare Stealer/Shakespeare's Scribe/Shakespeare's Spy by Gary L. Blackwood

 舞台となるのは17世紀のロンドン。速記術を教え込まれた孤児の少年ウィッジが、当時人気絶頂のシェイクスピアの台本を盗む為に送り込まれるが...というのがシリーズの出だし。
 エリザベス一世の治世の末期の頃を舞台に、シェイクスピアの一座の俳優見習い(当時は女性役は少年が演じていた)となったウィッジが、家族とか仲間とか友情とかを体験しつつ劇団内で成長していく物語。
 チューダー朝な英国の知識があればより楽しめるとは思いますが、知識が無くてもOK。ヨークシャー出身の田舎者の主人公視点で物語を語ることによって、背景知識の無い読者に徐々に情報を与えていく形になっているので。
 出版社側の分類としてはヤングアダルトと言っているのだが、児童文学だと思うなぁ。無論ラノベでは無い。

 ゲーマー的には、チューダー朝なロンドンとか劇団とか政治状況とかについての参考資料として得るところが多いといえます。俳優ならそこそこ剣が使えてもOKなのかとか、(治療といったら呪文が当たり前ではない背景世界では)ちょっと医術の知識があるというのは常に美味しいキャラ設定だよな、とか。

 勿論この時代と言えば、映画「恋におちたシェイクスピア」 (Shakespeare in Love (1998)) も資料としては重要 --- 監督はジョン=マッデン、ヒロインのお嬢様役はグウィネス=パルトロウ、脚本はシェイクスピアものなら彼に頼むしかという感じのトム=ストッパード(共著)。これに比べると映画「エリザベス」はなんか頭が悪い感じの映画だよねぇ --- 賞は割と取ってるけど。

 Mage:the Sorcerer's Crusadeは遊んだ事は無いのだが、遊びたいものだと思ってます。Ars Magicaも中世とかじゃなくルネサンス以降の背景世界の方が面白いと思うんだけどなぁ。あと、この時代のTRPGを書かせるならPhil Mastersしかいないと思うのだが、彼のGlorianaの製品化企画がまた復活しないものだろうか。

 そういえばシェイクスピア関係の話が抜けていたなぁと、Swashbuckling RPGのページに追記。

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2006/07/04

[ArM] Ars Magica Reviews @ D20 Magazine Rack 

Ars Magica Reviews

 D20 Magazine RackにTrue Lineages, The Divine, Corerule のレヴューが出てます。
 ArM5 のレヴューは発売以来多数書かれてきた事もあり、この記事も良く整理されてます。D20 gamer という、ArMのコアなファンでは無い人にも判りやすい。評価A-。レヴュアーはイラストに不満があり、誤植やindexについての批判があり、bestiaryが無い事、が悪い点らしい。
 Divine本は私自身が読んでないので何とも言えず。typoが多いとかindexが必要だとか編集の手際の悪さを述べてはいるものの、sensitiveな話題をうまく扱っていると、RQの"Gods of Glorantha"を引き合いに出してまでA+の評価を与えている ... なんかほめ過ぎなんじゃ無いかなぁ。昨今の ArM Mailing List 上での "Religiously aligned gamers" スレッドでの議論のぐだぐだぶりを見るに。
 True Lineage本もindexの無さが批判されているな。が、House本でありつつOrder of HermesでのMagiの活動を解説している本でもあると言う特質をちゃんと述べているレヴューです。評価Aらしい。

 レヴューの文章は良く書けています。編集(typo, index)についての批判は、D20 gamer向け文章ならばこれだけ厳しく書かれても仕方が無い --- それほどに WotC は良くやっている。
 という訳で、ArM5 版をまだちゃんと読んでないけど興味がある、という人にはお勧めのレヴュー記事です。ArMが出たばかりの頃に比べるとArMのレヴューは最近はまれなので。Covenant本とかMystery Cult本とかのレヴューも書かないかな>レヴュアー。

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2006/07/01

[SR] Standby Squads 

Standby Squads Record Sheet (PDF)

 シナリオで雑魚警備員とかを出したい時とかに大変便利。

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[RPG] Glossary of GMing Terms 

Glossary of GMing Terms

 海外のRPG関係のページとかblogとかを読む際に良く使われるjargonが纏められています。
 無論、特定のRPGに関するblogならば、例えばサプリメントの略称などが多用されますが、ここで解説されるのは一般的に使われる単語。海外の記事を読もうと思う人なら知っていて損は無いです。

 例えば、RPGのマスタリングとかプレイスタイルに関する文章で、Canon (当然大砲で無くて), Fluff (またその反対語は?), GMPC, Min/Max, OOC (またその反対語は?), Red Shirtといった単語が出てきたとき、その意味があなたに判るだろうか。

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