<$BlogRSDUrl$>

2008/03/11

[Misc] Copyright Issue 

この時期に敢えて地雷を踏みに逝ったmixiは偉い @ まりおんのらんだむと〜く

 私自身はmixiを利用してない(なんか好きになれない)ので直接被害は無いのだけど、自分の書いた文章と、サービス提供会社(プロバイダとかmixiとか)の関係については、色々と考えていたりする。

 TRPGerの書く文章の中には、100%自分の著作物だと言い切れる場合もある。(フェアユースの範囲内で他人の文章を引用しつつ)TRPG論を語るとか、あるいは自分でデザインした同人TRPGについて語るとか、(フェアユースの範囲内で他人の文章を引用しつつ)中世ヨーロッパについてTRPGと絡めて話すとか。

 一方で、例えばD&DなりArs Magicaといった市販TRPGについてに関して、ルールの解説を書いたり、背景世界について語ったり、というのは、100%自分の著作物だとはっきり断言できるだろうか?
 例えばShadowrunについて自分のWebサイトで何か書く際にFanProは、Legal Information @ FanProに従い、"WizKids, Inc. has sole ownership of the names, logo, artwork, marks, photographs, sounds, audio, video and/or any proprietary material used in connection with the game Shadowrun. ..."みたいな文章を自分のサイトに添付し、non-commercial fan-based Shadowrun websitesであることを要求している。
 Ars Magicaに関して言うと「そもそも正規の製品の商業規模が小さい」「正規製品の著者が有料同人誌に原稿を寄稿している」などなどがあって割と神経質になっているところがある。この辺の話は、[ArM] A Kind of Wikipedia for Ars Magicaで前に書いた。

 つまるところTRPG関係で活動する以上、「非営利なファン活動」の枠を超えるとまずい文章である可能性がそこそこあるかもしれんと思っているので、サービス提供会社が勝手に商用利用するとか堂々と宣言されると困るよなぁ、とか思ったり。
 今のところ、私の契約してるプロバイダも、blogを書いてるBloggerも、目的を限定しない著作権許諾同意みたいなことは言ってこないのでとりあえず現在は問題無い。

 まぁ実のところ、このblogや自分のWebsiteに商用出版物になる程の人気があるとは思わないので、全くの杞憂なんだけど。
 でも昔、アーブ文字のTeX fontを作った時とか割と真剣に配布条件に悩んだりした(某所よりGPLで配布して欲しいと言われたんだけど、勝手にGPL宣言するのもどうかと思った)ので、自分のやっているファン活動が派生創作物である事を忘れずに、出版社のお目こぼしの範囲内で行動したいと思っている。

Labels:


Comments: Post a Comment

This page is powered by Blogger. Isn't yours?