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2007/07/07

[RPG] Introductory Articles for Further Reading 

やっぱSEって、英語バリバリなわけだよね? @ Tech総研

 私はTRPG関係以外というと、IT関係のWebページを読む事が多い訳ですが、上記リンクのマンガを読んで前々から考えていることを書いてみようかと。

 未訳RPGの紹介記事をずっとblogなりwebpageなり、あるいは古くはJUNETの頃のRPG-MLなりに書いてきましたが、方針として「ゲーム専門用語は訳さない」「完全な翻訳は作らず、紹介記事や要約にとどめる」としてきました。

 後者に関して言うと理由は簡単で、
です。

 で、前者について。
 [チャンピオン大全雑感] 00 ゼロ回とかやってみるテスト@LISTの日記、にて
『何がどうだと省略してきたかと言えば、ぶっちゃけ、読めないところを省略してきました。ゲーム用語ばかりのデータは読める。文章は読めない。』と書かれていて、まぁ多分にご謙遜まじりなのではないかと思いますが、私も似た様なもので、ルール部分の英文はあまり気になりませんが、フレーバーテキストの部分(背景世界記述とかあるいはルール冒頭の短編小説とか)は苦手、RPG小説を読むのは大変苦手です。
 上記問題については例えば、[Link][English] Inauthentic Paper Detector, and some RPG articles で書いた様に、「RPGルールは技術文書や論文と英文として良く似ている」ということが原因なのではないかと思います。

 で、技術文書を英語で読むコツですが、冒頭で紹介したマンガのように、専門用語さえ英語で把握しておけば、英語が苦手でも案外読めるものです。つまりTRPGのルールも、ル−ル用語さえ把握していれば、(完全には読めなくても)だいたいの意味が分かると思うのだが。端的な例として、d20 SRDよりblessの呪文を引用しよう。
Bless
Enchantment (Compulsion) [Mind-Affecting]
Level: Clr 1, Pal 1
Components: V, S, DF
Casting Time: 1 standard action
Range: 50 ft.
Area:
The caster and all allies within a 50-ft. burst, centered on the caster
Duration: 1 min./level
Saving Throw: None
Spell Resistance: Yes (harmless)

Bless fills your allies with courage. Each ally gains a +1 morale bonus on attack rolls and on saving throws against fear effects.
Bless counters and dispels bane.

太字部分が、D&D用語の部分。ルール用語でない部分が少ない呪文を意図的に選択したというのもあるが、かなりの呪文について、呪文の効果は英語が苦手でもルール用語さえ判ればだいたい判るはず、というのが納得頂けたであろうか。

 D&Dに関して言うと、ルール用語を完全に翻訳しない、例えばFeatの名前とかも片仮名表記の英語のままに、とかしているだけで日本語版から入って英語サプリに手を出す難易度がかなり減ると思うのだけどな。
 まぁD&Dとか、結果としてサプリを次々翻訳しているので英語サプリに手を出す必要はだいぶ薄れているかもしれない。寧ろ、サプリを継続して翻訳出来ない様な製品(Shadowrun4版はちゃんとサポート出来るのかな?)とか重要なのかも。あるいはArs Magicaの同人翻訳など。
 日本語版だけで閉じた環境としたいのか、日本語訳から入って将来は一緒に英語版で遊んで欲しいのか。商業出版を考えている人ならば前者で当然とも思うが、普及目的の紹介記事を書くアマチュアで後者を意図しているならば、日本語紹介記事→英語版の橋渡しまで含めて考えるといいのではなかろうか。

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Comments:
なんとも頭の痛い問題です。私の住んでいるような田舎だと、アルファベットを見せた瞬間に(たとえそれがルール用語の単語だけでも)100%近いプレイヤーに逃げられるのが現実で。平素に横文字を見ない人は、英文に接するという行為自体に免疫がない(強いストレスを感じる)ようです。かといって、TRPG は仕事でなく趣味ですから、「頑張れ!」と迫るわけにもいきません。
そういう中にいると、訳語をカタカナにしても、日本語で遊ぶ利便をいくらか犠牲にする割に、英語に移行する効果はあんまり上がらない気がするんですよ。

「興味なし→日本語→カタカナ→英語」という各ハードルの高さの合計が(少なくともうちの近辺では)最後の段階のせいで高すぎるのは解決しがたい問題で、私にできるといったら、全体の難易度の配分くらいのもの。
それでまあ、前の方になるべく重心を傾け、興味をもってとりあえず手を出してくれる人を確保する方が、目の前の自分の幸福にはなるかなと。裾野がわずかに広がる程度で長期的にはほとんど解決になっていないわけですけど、でもそれは大げさな話、地域全体の教育水準が上がらないことには…。
かといって、刊行されつづけるサプリを捨てる選択肢は、自分が読めるだけに辛すぎる話。いったいどうしたら(sigh

なんか本業の方でも昨今は、地域の水準との落差に恒常的に悩ませられていて、「中央-地方」という問題の根深さを感じます。だったら田舎に住むな、東京に住め、というのはまたその通りなのですが。

#愚痴っぽいばかりで建設的でなくスミマセン。 (Use This Comment Link)
 
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