2007/06/09
[ArM] Flambeau: "House of Hermes: Societates"
House of Hermes: Societatesを入手したので簡単な紹介記事を。各Houseについて書いた後に総合評価を書こうかと思ってます。
割と良く書けていると思いました。というか、Rules clarificationとしての価値が高いかもしれない。
割と良く書けていると思いました。というか、Rules clarificationとしての価値が高いかもしれない。
- "With their sense of honor, their bravado, and their thirst for glory, they tend to resemble a magical version of medieval knights."、という感じで、なかなか格好いいですね>Flambeau。概ねそのようなトーンでHouseのメンバーについて書かれています。
- House内組織として、Milites(ノリとしては騎士団の様なもの)他2つが紹介されてます。MIlitesへの参加はMinor Story Flawとしても取れます。
- Flambeauのキャラコンセプトとして、Hoplites, Crusaders, Demon-hunters & Excorcistsなどなど。
- Flambeau Tornamentとして、Certamenの他に、Dimicatio (戦闘呪文をforceless castingでかけ、fast-cast defenceで打ち消し、parmaに呪文が到達したら負け)、Wizards Melee (1 magi + 5 grogのチーム戦)などなどの競技の話。
- Wizard's Marchに関する割と丁寧な説明。「もしWizard's Marchを挑まれてしまったどうするべきか?」など為になります...っていうか為になる様な事態にはなりたくないというか。逆に「Wizard's Marchを行う側は何をすべきか?」についてに説明も丁寧。
- Schools of Magical Combat。The Founder (CrIg), Apromor (Pe), Boreas (PeIg), Ramius (mundane attack & magical defense), Sebastian (Ig以外), Vilano (indirect attack)の流派について説明されている。他にも「Penetrationを増すには?」など(戦闘するなら)割と実用的な解説多し。「DemonにもIgnem有効」ってのは...むー、無効という記述はどこで読んだのだっけ?なんか勘違いしてたかな?
- invisibilityと戦闘に関するルール。特にgroup combatが重要なゲームなんで、関連箇所は要チェックです。「invisibleな人の持つ剣はinvisible状態だから、剣もParmaで弾かれる」というのはまぁ納得してもいいのかな?(うちのキャンペーンのローカルルールだと多分運用が変わるはずなんだが。)
- 追加呪文と言うか、呪文のbase effect(特にダメージ関係)の追加多数。で、indirect attackに関して割と重大なerretaの話がさくっと書いてあります。過去記事の[ArM] Conflict in Order of Hermesのコメントにも出てきますが、『アリストテレスは Physica では「投射された物体が動き続けるのは周りの空気が次々と動かされ物体に対して Movent として働くからである」と説明していて』ということで、Regoでmundane objectを投射する攻撃は有効になったらしい...いったいどのerrataなんだ?そんな訳で、Rego使いの人は良く読みましょう。
Labels: Ars Magica
Comments:
素早いレビューありがとうございます。私はまだ届かないのですが、ますます恋しくなりました。
Demon に炎無効ってのは、4版の基本ルールブックの記述ですね。5版になって消えたみたい。 (Use This Comment Link)
Post a Comment
Demon に炎無効ってのは、4版の基本ルールブックの記述ですね。5版になって消えたみたい。 (Use This Comment Link)