2007/06/12
[ArM] Jerbiton: "House of Hermes: Societates"
Jerbiton固有のルール記述は余り無い。Im, Meの得意なMerinita magiにも有用。一族郎党で癒着して俗世に積極的に干渉し、大都市の中にすらLabを構える --- うーむ、個人的にはそういうsagaをすげー遊びたいかも、というか素直にM:tSCを遊ぶべきなのかなぁ。今のsagaもJerbitonでPC作り直そうかなと思ったりすら。
なんというか、Code of HermesやPeripheral Codeガチガチのsagaって詰まらないと思うのですよね。あるいは人里離れて辺境の塔に籠って研究するだけのmagiを遊ぶのも。「背景世界が現実の13世紀と乖離するのを抑えたい。よってOrder of Hermesのメンバーは俗世に関わっては駄目と言うことにしよう。」というよりは、もうちょっと陰謀史観的なWoD的な感じの方が好みだ。教皇と皇帝が対立するならば、皇帝の影にOoHが控えていてもいいんじゃないかい? --- と個人的には思っていたり。
ま、それはそれとして、内容の紹介を。
なんというか、Code of HermesやPeripheral Codeガチガチのsagaって詰まらないと思うのですよね。あるいは人里離れて辺境の塔に籠って研究するだけのmagiを遊ぶのも。「背景世界が現実の13世紀と乖離するのを抑えたい。よってOrder of Hermesのメンバーは俗世に関わっては駄目と言うことにしよう。」というよりは、もうちょっと陰謀史観的なWoD的な感じの方が好みだ。教皇と皇帝が対立するならば、皇帝の影にOoHが控えていてもいいんじゃないかい? --- と個人的には思っていたり。
ま、それはそれとして、内容の紹介を。
- The Fall of Constantinople:「PLは何故そのことが当時のヨーロッパ人とHouse Jerbitonに大きな衝撃を与えたのか判らないだろうから説明しよう」という記事が載ってます...うーむ、流し読みなんでまだあまり納得出来てないかも。
- Living Tastefully:読んでいて可笑しい。"Why do other many magi have such bad taste?"だそうですよ。Jerbiton的価値観でもって「暴力は醜い、人里離れて住まうは醜い」などなど。
- Intrigue:個人的にはJerbitonの章としてはここが白眉なんじゃないかと。例えば「父はLanded Noble、兄弟はそれぞれGentleman, Mercenary Captain, PriestにJerbiton magiでみんな仲良く協力。」「近くの街の依頼で野盗退治。Magiが魔法で倒して、倒したのは傭兵隊ということにすればQuaesitorの目は誤摩化せるし、傭兵隊は収入が得られて儲かるし、全てを差配した(名目上そうなっている)magiは街から良い評判を」などなど。すげー楽しそうだよねぇ。
- Lacunae:市街地といえどDominion auraが全域を覆っている訳ではなく、例えば広さが一部屋ぐらいの大きさの、Dominion auraの真空地帯の様なものが街には幾つか存在するのだそうで、それをlacunaeと呼びます。まぁこういうのを利用すれば、gentle giftの持ち主なら全然問題無く街中に住めるよなぁ。
- The Criation of Beautiful Things:Cr, Reで芸術品や美しい幻影を作るルール。
- Imaginemに関するルールが幾つか。Speciesの扱いや、感覚強化(例えば壷の些細な傷を見つけたりとか)、感覚変換(足跡を光らせるとか)などの話。
- Mentemに関するルール。感情や記憶を操る呪文のルールがあります。procedual memoryを破壊する呪文としてgroup combatのチームワークを破壊する恐ろしい呪文がなど。
- 巻末にAgentを操るルールが載ってます。Agentは、名前、地位、Virtue/Flaw、PCとの繋がりを表すtrait、能力や資産を持った存在です。Agentに何かをさせる為のease factorを求めるルールが記載されています。Agentはキャラメーク時のVirtue/Flawで得る他に、sagaの中でagentを得るルールもあります。上述のケースだと、父をagentのルールで動かす事が出来れば、兄弟を間接的に動かせたりとか。
Labels: Ars Magica
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