2007/01/12
[RPG] Decrease of TRPG Circles Attending Comiket
TRPGは本当に復活したのか? 〜コミケにおけるTRPGサークルの分析レポート〜
最近のコミケは以前と比べ「TRPGの同人誌を出しているサークルの数が異様に少ないような気がした」と考えた筆者らが、「コミケカタログと、それを元にしているデーターベース、コミケ準備会が発表している資料などを基に」TRPGサークル数の増減について分析を試みた文章。
筆者らは、
と主張している。
筆者らによれば、
という事だそうである。
数字にエラーバーがないとか、有意性の検定が無いとか、相関と因果関係との区別をもう少し慎重に扱ってもいいかも、などなど細かく指摘すれば色々不満点もあるが、労作であり興味深い分析であるので、この手の話題に興味があるならば、一読を強くお勧めする。
最近のコミケは以前と比べ「TRPGの同人誌を出しているサークルの数が異様に少ないような気がした」と考えた筆者らが、「コミケカタログと、それを元にしているデーターベース、コミケ準備会が発表している資料などを基に」TRPGサークル数の増減について分析を試みた文章。
筆者らは、
- コミケに申し込んだサークル数の減少はほとんどないが、コミケに申し込んだTRPGサークルの数の推定値は、1999年頃には500サークル程度であったが、2002年頃から減少し始め、2004年頃には300サークルまでと大きく減少した。
- 初参加サークル数は、01年冬より減少している。その挙動はTRPG全体の申込数の挙動と一致する。
- 初参加サークル数の減少が、コミケにおけるTRPGサークル数の減少の主要因である。
と主張している。
筆者らによれば、
少なくともコミケを見る限り、「『TRPGが復活した』なんて嘘だ」とはっきり言えます。今、我々のおかれている状況は、冬の時代より厳しいものなのです。
という事だそうである。
数字にエラーバーがないとか、有意性の検定が無いとか、相関と因果関係との区別をもう少し慎重に扱ってもいいかも、などなど細かく指摘すれば色々不満点もあるが、労作であり興味深い分析であるので、この手の話題に興味があるならば、一読を強くお勧めする。
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