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2006/01/19

[RPG] How do you define success of playing RPG? 

役割演技と役割創造 (PDF)

 Tail of the Dragon's Tailで紹介されていた論文へのリンク。割と面白かったので紹介。

 (T)RPGについて『それがエンターテイメントとなりえているか否かは、ゲーム世界及びキャンペーン(セッションの連鎖)の継続と拡大によってのみ確認される』というのは、そうなんだろうなぁ。
 結局のところ、GM/PLが楽しく延々と遊び続けているのが良いキャンペーンなのだろうな。
 一方で、コンベンションなどでの単発プレイの成功失敗は、ではどうなのか?例えばコンベンションの単発向けに工夫されている昨今のFEAR製品とかは?

 キャンペーンを続ける意味とかは、過去にもD16さんのBlogとかでも議論されている。良い論考なのでお勧め。
 ここでは、
 D&Dのキャンペーンゲームの面白さ、それは、
「昔できなかったことが、できるようになる」という成長を実感できること。
「積み重ねたシチュエーションにより自然に作り出された細かな物語のかけら、それらが繰り返しによりかけがえのないPCたちの物語になること」 にある。

 と述べられている。後者は私もそう思う。一方、前者について私はちょっと違う感じ方をするように思う。

 自分がプレイヤーとしてRPGを遊ぶ時のことを考えると、延々とPCを成長させ続けたいという意識は割と低いかもしれん、と思っている。一定の社会的成功を得たところで、さっさと引退させて別のPCで遊びたかったりする。ただまぁ、他のPCと強さが揃って無いとTRPGというのは遊びにくいところもあって、勝手に引退する訳にもいかないこともあるが。
 「昔できなかったことが、できるようになる」についても、「NPCの偉い人とかにコネが出来て、それを使って何か出来るようになる」は楽しいが、「上のレベルの呪文が唱えられるようになる」というのは優先度が低かったり。
 そんな訳で、キャンペーンの継続、に関する議論というのは、割と興味あるテーマだったりする。
 

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