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2005/11/14

[RPG] Heart of Gameness 

 えー、いわゆるゲーム論というのは私はあまり興味がないのだが、ポインタを示しておくというのも重要かと思うので、興味のある人はどうぞ。

ゲーム, プレイヤ, ワールド : ゲームたらしめるものの核心を探る

 Utrecht 大学で 2003 年に行われた、Level Up: Digital Games Research Conferenceという学会の Proceedings の Jesper Juul の発表 "The Game, the Player, the World: Looking for a Heart of Gameness" の和訳、ということらしい。
 この文書では、『ボーダーラインケースから始めよう。紙とペンによるロールプレイングゲームは、人間のゲームマスターがともなうことでルールが臨機応変なものになるので、普通の意味でのゲームではない(*9)。』『*9 : というよりも、ロールプレイングゲームの楽しさの大部分は、ルールの柔軟さによるものである。』と、ゲームと非ゲームのボーダーラインにあるものだと言っている。

[book] ゲーム, プレイヤ, ワールド : ゲームたらしめるものの核心を探る @ Classic 8-bit/16-bit Topics

 で、元論文の和訳を行った人の Blog で、元論文の位置づけとか述べている。
 「クロフォードのゲームデザイン論」や「コスティキャンのゲーム論」とか、その辺の話が好きな人は読むといいんじゃないかと思う。ここのリンクから辿ると、コスティキャンとか確かに「いや、RPG はゲームだ」と反論してるみたいですな。

 この手のゲーム論みたいな話は、興味の対象が CRPG を向いているような気がする。伝統的なゲームあるいはゲームと近い非ゲームな娯楽と比較して、CRPG を定義付けよう、ということなんだろうか。お金の集まるところに研究者あり。CRPG は注目されているのだろうなぁ。
 ただ定義を語るというのは、怪しい議論にすり替わっていくので要注意だ。TRPG 論についていうと、「TRPG として発売されているものは、調べてみると全て○○の性質がある」というのはまだ意味があると思うのだが、「TRPG はゲームなのだから、ゲームの性質である○○を満たさなくてはならない」というのは馬鹿げた議論だよね。

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