2005/09/11
[RPG] Attracting new people to gaming
General - Attracting new people to gaming -- ideas and strategies @ EN World Forum
市場が縮小傾向に有るので新しい RPGer を増やさなくては、みたいな議論は洋の東西を問わず行われるものらしい。
スレッドを開始した William は、(1) RPG はスポーツと異なって視覚に訴える要素が少なく、見てもらうことで紹介するのが難しい、(2) 良いニュースとしては RPGA のイベントや EN World Gamedays に子供を連れてくる人を見かけた、(3) 1980年代と違って、Harry Potter, LotR, Buffy the Vampire Slayer などによりファンタジー・ホラー・SFへの偏見が少なくなっている、と指摘している。
その上で、(1) 人々がこのホビーに加わり活動的なゲーマーであり続ける為に我々に何が出来るか、(2) 同様に RPG 会社や業界団体が何が出来るか、(3) 更なる入門的製品(例えば D&D basic set )や新しいDM/PLをサポートするような製品(シナリオとか eTools の類)を提供すべきか、(4) より組織立った支援が必要か、などの問いを発している。
ざっと読んだ限りだと、「子供に RPG を教えよう」みたいな話が多い。「地元の図書館で午後のD&Dの冒険」みたいな活動ですな(これは図書館関係者の証言によれば実際に成果を上げつつ有るらしい)。Games Workshop ってそれに近い事をやっているのだよね。つまり英連邦の GW の店に行くとアルバイトのお兄さん(おそらくゲーマーな大学生)がいて、子供がお店で買ったフィギュアにペイントするのを教えてくれたり、一緒に WH を遊んでくれたりする。
そーですね。HobbyJapan が全国の児童図書館とか児童遊戯施設(最近はそういうのは無いのかな?私が子供の頃はあった)に Basic Set を寄贈し、地元のRPGer がボランティア指導員をする、というのがいいのかもしれんなぁ。
一方で、「Poker みたいにうまくなると高額賞金が」という提案も。確かに M:tG とかはそういう方向に向かったよね。
あと、eTools の話題も。Never Winter Nights って遊んだ事無い --- 実は S/W だけは持っているんだけど、PC を今だに買ってない --- のだが、ああいう感じで online TRPG のツールが充実していく事が重要だ、と言っている人もいる。NWN の DM をするのってどの程度の準備作業が要求されるのだろう?あまり作業量が多くないなら、確かにいい方法かもしれん。伝統的に D&Der は市販シナリオを DM することが多いし、適価でモジュールを販売するというのもありかもしれんね。
あと、D&D 入門講座の DVD を作って無料配布する、というアイデアも。つまり、この1枚を見れば、D&D を楽しく遊ぶ様子を見る事が出来る、というもの。ルールを解説するのはあまり重要ではなくて、どんな風に遊べば良いのかを、遊んでいる様子を映した(まぁ演出とか編集は必要に応じていれるとして)画像があれば、あとは子供たちだけで勝手に遊べるだろう、という意見も。
あとは WotC は D&D TVアニメを作れば良いという意見も。対象は6年生。"D&D: Eberron" というタイトルで、アクション指向で PC はクールな能力を持っていて、パーティは warforged, 可愛い elf, 頭の良い human, 短気な dwarf とかで、など。
えー、個人的にぜひ見たいです。ていうか DVD を買うよ。
一方で、ボードゲーム化とか、より簡単な入門用ゲームを作ろう、より競争性の高いものにしよう、というある意味で安直な意見は、日本でのこの手の議論と比較すると、予想外に少なく思われる。D&D には既に basic set があるというのも大きいのだとは思うのだけど、書き手の間に「今、自分が遊んでいる D&D を遊んで欲しい」「PL 間の競争的要素を強調するのではなく、パーティ内の協力と言う RPG の重要要素を重視したい」という要素が強いようなのだよね。大衆に迎合する為に D&D が変質する事を望んでいない、っぽい。
良い雰囲気の中で真面目に議論されている良スレッドであり、この手の話題に興味のある人は読むといいのではなかろうか。
市場が縮小傾向に有るので新しい RPGer を増やさなくては、みたいな議論は洋の東西を問わず行われるものらしい。
スレッドを開始した William は、(1) RPG はスポーツと異なって視覚に訴える要素が少なく、見てもらうことで紹介するのが難しい、(2) 良いニュースとしては RPGA のイベントや EN World Gamedays に子供を連れてくる人を見かけた、(3) 1980年代と違って、Harry Potter, LotR, Buffy the Vampire Slayer などによりファンタジー・ホラー・SFへの偏見が少なくなっている、と指摘している。
その上で、(1) 人々がこのホビーに加わり活動的なゲーマーであり続ける為に我々に何が出来るか、(2) 同様に RPG 会社や業界団体が何が出来るか、(3) 更なる入門的製品(例えば D&D basic set )や新しいDM/PLをサポートするような製品(シナリオとか eTools の類)を提供すべきか、(4) より組織立った支援が必要か、などの問いを発している。
ざっと読んだ限りだと、「子供に RPG を教えよう」みたいな話が多い。「地元の図書館で午後のD&Dの冒険」みたいな活動ですな(これは図書館関係者の証言によれば実際に成果を上げつつ有るらしい)。Games Workshop ってそれに近い事をやっているのだよね。つまり英連邦の GW の店に行くとアルバイトのお兄さん(おそらくゲーマーな大学生)がいて、子供がお店で買ったフィギュアにペイントするのを教えてくれたり、一緒に WH を遊んでくれたりする。
そーですね。HobbyJapan が全国の児童図書館とか児童遊戯施設(最近はそういうのは無いのかな?私が子供の頃はあった)に Basic Set を寄贈し、地元のRPGer がボランティア指導員をする、というのがいいのかもしれんなぁ。
一方で、「Poker みたいにうまくなると高額賞金が」という提案も。確かに M:tG とかはそういう方向に向かったよね。
あと、eTools の話題も。Never Winter Nights って遊んだ事無い --- 実は S/W だけは持っているんだけど、PC を今だに買ってない --- のだが、ああいう感じで online TRPG のツールが充実していく事が重要だ、と言っている人もいる。NWN の DM をするのってどの程度の準備作業が要求されるのだろう?あまり作業量が多くないなら、確かにいい方法かもしれん。伝統的に D&Der は市販シナリオを DM することが多いし、適価でモジュールを販売するというのもありかもしれんね。
あと、D&D 入門講座の DVD を作って無料配布する、というアイデアも。つまり、この1枚を見れば、D&D を楽しく遊ぶ様子を見る事が出来る、というもの。ルールを解説するのはあまり重要ではなくて、どんな風に遊べば良いのかを、遊んでいる様子を映した(まぁ演出とか編集は必要に応じていれるとして)画像があれば、あとは子供たちだけで勝手に遊べるだろう、という意見も。
あとは WotC は D&D TVアニメを作れば良いという意見も。対象は6年生。"D&D: Eberron" というタイトルで、アクション指向で PC はクールな能力を持っていて、パーティは warforged, 可愛い elf, 頭の良い human, 短気な dwarf とかで、など。
えー、個人的にぜひ見たいです。ていうか DVD を買うよ。
一方で、ボードゲーム化とか、より簡単な入門用ゲームを作ろう、より競争性の高いものにしよう、というある意味で安直な意見は、日本でのこの手の議論と比較すると、予想外に少なく思われる。D&D には既に basic set があるというのも大きいのだとは思うのだけど、書き手の間に「今、自分が遊んでいる D&D を遊んで欲しい」「PL 間の競争的要素を強調するのではなく、パーティ内の協力と言う RPG の重要要素を重視したい」という要素が強いようなのだよね。大衆に迎合する為に D&D が変質する事を望んでいない、っぽい。
良い雰囲気の中で真面目に議論されている良スレッドであり、この手の話題に興味のある人は読むといいのではなかろうか。
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