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2005/06/01

[RPG] Introducing a Campaign World 

[RPG]マスタリング @ いつでも人生、明るい方を眺めていこうや

 グローランサのような豊富な背景世界を持ったRPGを、初心者に対してどのように導入していくか、初心者の初期導入コストを抑えつつどのように背景世界の魅力を伝えていくか、などについて。

 書かれていることには概ね同意。素晴らしい文章だと思う。RQ以外にも例えばShadowrunとか、背景世界の充実したRPGでは有用な手法だろう。

 D&Dとかでも、最初はPCの出身地のいい加減な村近くの出来事を扱って、徐々に背景世界を導入していこうね、というのが古来よりお勧めの戦略ということになっている。

 が、上記のってうまくいかない場合もあるんだよな、特に昨今のD&Dでは --- とも思ったり。
 D&D3E,3.5Eって、キャラデータにおける1Lv時の比重が高い。Regional Featが1Lvでしか取れなかったり、Skillも1Lvのウェイトが高かったり、などなど。その辺の、ルール的に1Lvの比重が重いため、背景世界にミスマッチな感じのPCを作ってしまうとなかなか修正が効かずに後まで後を引いてしまったりとかする。
 キャンペーンだと思うと、D&Dの場合はキャラを作り直すのも抵抗がありということになるので、割と最初のキャラメーク時点で背景世界についても多少読んでおいて貰わないと後々困るのだが、と思うことも多い。

 うーむ、D&DとRQとでどの辺が違うのかなぁ。
 D&Dはキャンペーン指向で、PLが背景世界よりも今のPCが大事、と思ってしまいがちな感が強い、ということかなぁ。PLにとっては、DMが感じている背景世界との違和感はあやふやなものだが、シナリオで拾った+1剣の重みは確かだ、みたいなところがあるよね。
 してみると、再キャラメークへの抵抗感が少なければ --- あるいはPC死亡率が高くて頻繁に再キャラメイクされれば --- いいのかしらん。

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