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2005/01/24

[ArM] Review of Replay on RPG Magazine 

Ars Magicaリプレイ&紹介記事のレビュー @ RPG日本

 なんかgoogleしてたら見つけたのでメモ。
 これはRPG日本を運営している鏡氏が1997年に書いた記事で、しかしながら自分でArMを遊ぶつもりになるまでは、あまり心に留めてなかった記事である --- だって、1990年のりプレイに関する記事を1997年になので、当然RPGマガジンの元記事なんて記憶に全く無かったし。

 で、改めて読んでみてですが、確かに鏡氏のいうようにリプレイは結構間違っているっぽいなぁ、とArM5のルールを読んだ今では思ったり。

 と同時に、同リプレイが「ロールプレイ性重視」「ストーリー至上主義」を強調しすぎている、という鏡氏の主張も正しい。
 ARS-MLの記事とか見てても、「Might 50のSpiritを呼び寄せる呪文のLevelは」「パリ市街全域を対象にした攻撃呪文のLevelが僅か幾つだ」とかマンチキンな議論も少なくない --- というか予想以上に多い。
 誤解の無いように言うと、私はマンチキンを推奨している訳ではない。が、「ロールプレイ性重視」「ストーリー至上主義」だけのゲームというのは実情に合ってないと思うのだ。D&Dなんかと同じで、どうとでも遊べるゲームだと思う。

 訳語がアレだ、についてはD&Dなんかと同じかなぁ。工夫した訳語である種の雰囲気を出したかったのだろうな。あまり賛同できないのではあるが。
 理工学書や技術書などを英語とかで読めるようになるコツとして、専門用語(technical term)は日本語ではなく英語で覚える、というのがある。専門用語の意味が取れるだけで、英語を読むのはかなり楽になるのだが。
 そういう意味では、ゲーム用語はカタカナ表記の英語でいいと思うんだけどなぁ。そうすれば原書を読むのに抵抗が少ないのに --- が、原書への抵抗が少ないと和訳本を出す側には商業的不利なのか。

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