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2004/05/29

[D&D] About D&D 4th Edition: Interview with Ryan Dancey 

Part Two: Interview with Ryan Dancey, creator of the d20 and OGL licenses @ Silven Crossroads

 d20とOGLの偉い人であるところのRyan Danceyへのインタヴューの第2部(第1部もある)。
 D&D 4thに関する、Ryan Danceyの意見(WorCの内部情報は持ってないらしいが)を読むことが出来る。 以下は要約。詳しくは各自下さい。

Q:GenCon2006でWotCは4版を出すと思うか。
A:人が4版と言う時は、2版から3版との間のような大きなゲームシステムの変更を想定している。そのような意味で言うならば、2009-2010年程度までは出ないと考えている。そういうプロジェクトは多分2006年に始まり、2008年には本当に動き出すだろう。
 一方で、WotCはM:tGの経験から、ゲームシステムを完全に書き換えなくても、営業上の理由から改版し、それによってブランドを刷新して売り上げが伸びることを知っている。そういう意味でならば、新しいカバーアート、ClassやSkill, Feat, Spellの詰め合わせで、2006-2007年に新製品が出るのは、ありそうな話である。

 どちらにせよ、4版で改めるべき事柄は多い。DM側に関して言うと、CRシステムはDMがシナリオ難易度を決めるのにあまり役に立っていない。また、PLによる呪文デザインルールも必要だろう(ELHのルールは始まりとしては悪くない)。あるいはバランスの問題(ring of fly or invisibilityは強力すぎるとか)もある。UAのracial advancementルール、d20 CoCのclassless classのルールも、複雑になり過ぎずに柔軟性を与える。

Q:D&D 4.0でd20とOGLはどうなると思うか?
A:サードパーティがWotCの不利益になるとWotCが考えたならば、WotCはいつでもD20 System Trademark Licenceを変更出来る。が、OGLがrevisedされるとは私は思わない。そんなことをしてもWotCの利益にならないからだ。

 まぁ他にも色々なことが書いてあります。Johnathan Tweet(ゲームデザイナーとして考えるならば、私はMonte Cook よりもTweetをずっと高く評価してます)のアイデアでD&Dに「テーマ」を導入して毎年製品(Anime, Gothic Punk, Arthurian Fantasy, Cosmic Horrorなど)を出すとか、高レベルの敵をDMが効率的に運用出来るようになるにはどうすべきかとか、d20製品とスタージョンの法則とか。

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