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2004/03/04

[d20] Speculations: the RPG License that Never Happened 

Speculations: the RPG License that Never Happened

 Bradford Fergusonによる、d20 Harry Potter RPGに関する考察。

 要約すると(詳しくは各自読んでね)、

* Harry Potterは非常に有名なファンタジー小説のシリーズだ。最新刊は500万部の予約がなされた。
* d20システムはポピュラーであり、d20製品間でのPLの移行は容易い。また、最近は映画LotRなどでRPGはポピュラーになりつつある。
* もし、WotCがHarry Potter RPG (HPRPG)を出す権利を得たらどうなるか考えてみよう。

* HPファンの中にはそれを契機にRPGを始める人が出るかも。
* HPRPGはWotCがRules Light RPG (訳注:簡単なゲームシステムのRPG)を作る契機となる。
* Mongoose PublishingのBabyron 5 RPGのやり方を考えれば、WotCはHPの各巻に対してサプリメントを出せるはず。

* HPのライセンスは獲得維持出来ない程に高価であるのかもしれない。WotCは既に成功しており、高価なライセンスを犯すことを嫌うかもしれない。
* HPRPGでなくては遊べない何かがあるか?例えば、Grimm, Redhurst: Academy of Magicといった製品が既にある。
* Creative controlの問題。J.K.Rowlingが「製品の最終承認権が欲しい」と言う場合、WotCは作成したものが出版出来ない可能性があっても開発するだろうか?

* HPRPGが出たらさぞかしすごいだろうな。

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 これに対する私の感想。

 「WotCは既に成功しており」ってのはどーかなー、と思う。D&DはRPG業界では最も売れているけど、Husbroにとっては、玩具の一部のCCGより売れていないマイナーなホビーの訳で、RPG業界にいるとWotCは業界の巨人ではあるけど、Husbroはもうちょっと違う考え方をするかも、とも思う。大体、版権の異常に高いStarWarsのRPGを出せるんだから、HPの版権だって買えるだろう。
 Creative controlの話はありそうかも、とか思う。

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